1-B12 インソール型センサによる荷物負荷時の歩行姿勢フィードバックシステム
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1-B12 インソール型センサによる荷物負荷時の歩行姿勢フィードバックシステム
伊藤 詩乃(東京科学大学),Yichen Peng(東京科学大学),Erwin Wu(東京科学大学),小池 英樹(東京科学大学)
姿勢を正しく保つことは怪我を防ぎ,健康であるために重要である.特に,荷物を運ぶなど重労働を行うときは怪我のリスクが高い.しかし,現在の労働時の姿勢の分析システムでは,姿勢を画像で確認するためのカメラが必要であり 3, 4,使い続けるのは難しくなっている.そこで,本稿ではユーザの活動を制限しないインソール型の足圧センサを用いて,荷物を持った状態での歩行姿勢を予測するモデルを学習させ,それをフィードバックするシステムを作成し,ユーザ実験を行った.1人のユーザを学習したモデルは84.7%,4人のユーザを学習したモデルは71.2%の正解率で歩行姿勢を分類する.アンケートの結果,音声と振動のフィードバックのうち,振動のみが好まれた.